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脱毛サロンと医療脱毛の掛け持ちは順番が大事|10社の施術間隔から組み方を検証【2026年】
掛け持ちを扱う記事はどれも「併用してもOKか」までで止まっています。実際に困るのは順番と間隔の組み方です。2026年8月に10社の公式施術間隔を照合したところ、最短2週間から2ヶ月まで約4倍の差があり、2契約を並行させると予約が衝突する構造が見えました。
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脱毛サロンと医療脱毛の掛け持ちを検索すると、出てくる記事はほぼ全部が同じ問いに答えています。**「掛け持ちしてもいいのか、ダメなのか」**です。
しかし、掛け持ちを本当に検討している人がつまずくのはそこではありません。「やってもいい」と分かったあとに来る、どちらを先に始めるのか、2つの予約をどう並べるのかという問題です。この点に答えている記事は、当サイトが調べた範囲では見つかりませんでした。
そこで、当サイトが掲載する10社の公式サイトを2026年8月に照合し、施術間隔のデータから掛け持ちの組み方を検証しました。
なお「掛け持ち自体はありなのか」という基本的な整理は脱毛サロン・医療脱毛の掛け持ちはあり?メリットと注意点にまとめています。この記事は、その先の「順番」に踏み込みます。
まず前提:掛け持ちは総期間を短縮しない
順番の話に入る前に、掛け持ちを検討する人が抱きやすい期待をひとつ整理しておきます。
2つの施設に同時に通えば、その分だけ早く終わる——という計算は成り立ちません。
脱毛の施術間隔が2ヶ月前後に設定されているのは、店舗が混んでいるからではなく、毛周期(成長期・退行期・休止期)に合わせているためです。一度の照射で反応するのはそのとき成長期にある毛だけで、次の毛が成長期に入るまで待つ設計になっています。
つまり間隔を詰めても、まだ生えていない毛には当たりません。同じ部位を2施設で交互に処理しても、毛周期そのものが速くなるわけではないため、期間が半分になるという計算にはなりません。効果・必要回数・痛みの感じ方には個人差があります。
掛け持ちが意味を持つのは、期間短縮ではなく**「部位を分ける」「役割を分ける」**という使い方です。
- 顔・VIOは医療、腕・脚はサロン——のように部位で分ける
- 医療脱毛のコースが終わったあと、残った産毛のケアをサロンで続ける
- 通える曜日が施設ごとに違うので、予約の取りやすさで分散させる
いずれも「同じ部位を同時に2箇所で」ではなく、重複させない使い方が前提になります。
10社の施術間隔(2026年8月 公式照合)
順番を考える材料になるのが、各社が公式に示している施術間隔です。公式に記載を確認できなかった項目は「要確認」と明記し、推測での記載はしていません。
| 施設 | 種別 | 公式が示す施術間隔 |
|---|---|---|
| ディオーネ | サロン | 最短2週間に1回 |
| エステティックTBC | サロン | 1〜2ヶ月に1回(ライト脱毛) |
| カルミア美肌クリニック | 医療 | 約1.5〜2ヶ月に1回 |
| シロノクリニック | 医療 | 約6〜8週間 |
| リゼクリニック | 医療 | 体8週間・顔6週間 |
| ルシアクリニック | 医療 | 約8週間前後 |
| レジーナクリニック | 医療 | 最低2ヶ月以上 |
| フレイアクリニック | 医療 | 原則2ヶ月以上 |
| 渋谷美容外科クリニック | 医療 | 通常約2ヶ月に1回 |
| 大美会クリニック | 医療 | 要確認 |
※出典:各社公式サイト(2026年8月照合)。規定は改定される場合があり、部位・肌の状態によって医師・スタッフの判断で変わることがあります。
最短2週間と2ヶ月では約4倍の開きがあります。ここが掛け持ちの設計に直結します。
間隔が衝突する、という具体的な問題
掛け持ちで実際に起きるのは、次のような噛み合わなさです。
ケース1:ディオーネ(最短2週間)× レジーナ(最低2ヶ月以上)
ディオーネの回数プランは6回・12回・18回・24回。最短2週間に1回なら、12回でも約6ヶ月で回せる設計です。一方レジーナは5回・8回で、最低2ヶ月以上。5回で最短10ヶ月かかります。
この2つを並行させると、片方が月2回のペースで動き、もう片方は隔月という状態になります。カレンダー上では月2〜3回どこかへ通う月が続き、施術後の肌の状態を空ける日数もばらつきます。
ケース2:医療2社を並行させる
レジーナ最低2ヶ月以上、フレイア原則2ヶ月以上のように、間隔がほぼ同じ2社を並行させる場合は、逆にスケジュールが同じ週に固まりやすいです。どちらも「2ヶ月ごと」なので、一度重なると以降ずっと近い日程で並びます。
さらに問題なのが、キャンセル規定の締切がバラバラなことです。
| 施設 | 無料で変更できる期限 | 過ぎた場合 |
|---|---|---|
| リゼクリニック | 予約3時間前まで(診療時間換算) | 1回消化(キャンセル料0円) |
| ルシアクリニック | 前日18時まで | 1回消化 |
| フレイアクリニック | 1営業日前19時まで | 1回消化(1人1回だけ無料救済あり) |
| レジーナクリニック | 2営業日前20時まで | 1回消化 |
| エステティックTBC | 前日の営業時間終了まで | キャンセル料1,000円 |
| 大美会/渋谷美容外科/ディオーネ/シロノ/カルミア | 公式に記載を確認できず・要確認 | 要確認 |
**片方が「予約3時間前まで無料」、もう片方が「2営業日前20時まで」**という組み合わせだと、動かしやすさが極端に違います。急な予定変更で片方だけ1回消化——という損失が起きやすいのは、締切が早い側です。
「1回消化」は現金の請求がないぶん軽く見えますが、5回10万円のコースなら1回あたり2万円。実質2万円の損失です。キャンセル規定の詳細は脱毛のキャンセル規定・予約変更ルールを比較にまとめています。
順番の組み方:3つの考え方
以上を踏まえた、掛け持ちの並べ方の考え方です。医学的な判断ではなく、公式に公開されている契約条件から導けるスケジュール設計の話として読んでください。実際に受ける順序や間隔は、必ず各施設の医師・スタッフの案内に従ってください。
考え方1:同時並行ではなく「直列」で組む
もっとも衝突が少ないのは、2つを同時に走らせないことです。片方のコースを終えてから次を始める形にすれば、間隔の衝突もキャンセル締切の管理も1本分で済みます。
医療脱毛からサロン脱毛へ、あるいはその逆に切り替える形は、当サイトでもサロン脱毛から医療脱毛への乗り換えで扱っています。掛け持ちの多くは、実は「直列でよかった」ケースです。
考え方2:並行させるなら部位を完全に分ける
どうしても並行させたい場合、同じ部位を2施設で扱わないのが前提になります。腕・脚はA、顔・VIOはB、というように分ければ、施術後の肌の状態が重なる範囲も限定されます。
このとき効いてくるのが、間隔の長い側を軸にするという発想です。レジーナ(最低2ヶ月以上)とディオーネ(最短2週間)なら、動かしにくい2ヶ月側を先にカレンダーへ置き、2週間側でその隙間を埋めます。逆順にすると、細かい予約が先に埋まって2ヶ月側の希望日が取れません。
考え方3:契約の重い側を後にする
掛け持ちで金額的に痛いのは、途中でどちらかをやめたくなったときです。中途解約の条件は社によって差があり、しかも手数料の額を公表していない社が多数です。
| 施設 | 中途解約・返金の条件 |
|---|---|
| フレイアクリニック | 役務提供期間内は未消化分返金(解約手数料あり・額は要問合せ) |
| レジーナクリニック | 有効期限内は解約手数料を差し引いて返金(額は要問合せ) |
| リゼクリニック | 中途解約可・所定の手数料を除く残金返金(額は要確認) |
| 大美会クリニック | 途中解約可・残回数分返金(手数料の記載なし) |
| ディオーネ | 中途解約可・返金あり(手数料あり・額は要問合せ) |
| エステティックTBC | 8日以内はクーリング・オフ、以降は所定の解約手数料(上限2万円) |
| ルシア/渋谷美容外科/シロノ/カルミア | 要確認 |
先に始めるほうを回数の少ない側・金額の小さい側にしておけば、合わないと分かったときに抱えている残額が小さくて済みます。逆に、いきなり両方で5回以上の高額コースを結ぶと、片方の解約手数料と残りの支払いを同時に抱えることになります。
解約の一般的な手続きは脱毛の解約・クーリングオフ完全ガイドにまとめています。契約後のトラブルで困った場合は、事業者との交渉だけで抱え込まず、**国民生活センターや消費者ホットライン(局番なし 188)**に相談する方法があります。
掛け持ちで店舗移動の条件も倍になる
見落としやすいのが、掛け持ちすると引っ越し時のリスクも2契約分になるという点です。
| 施設 | 店舗・院の移動 |
|---|---|
| フレイアクリニック | 無料・回数無制限 |
| ルシアクリニック | 無料(手続き不要・全国のルシアで施術可) |
| レジーナクリニック | 無料(転院手数料なし) |
| リゼクリニック | 全国の院で予約可能(新潟院・提携院5院は契約院のみ/有効期限5年) |
| 渋谷美容外科クリニック | 4院共通の電子カルテで院をまたいだ予約が可能 |
| 大美会クリニック | 対応機器の施術は全院で予約可 |
| エステティックTBC | 可能(全国直営店・所定の手続き) |
| ディオーネ | 原則不可(契約店舗のみ。転居時は店舗により対応が異なる) |
| シロノ/カルミア | 要確認 |
ディオーネは原則として契約店舗のみでの施術です。移動できる施設と移動できない施設を掛け持ちすると、引っ越したときに片方だけ通えなくなるという状態が起こりえます。この論点は引っ越し・転勤しても通える脱毛の選び方で詳しく扱っています。
カウンセリングで聞くべき4項目
掛け持ちを前提にカウンセリングへ行くなら、次の4つを確認しておくと設計しやすくなります。
- 他院・他サロンで同じ部位の施術を受けている場合、いつから受けられますか?(施設ごとの案内に従う)
- 次回予約までの最短間隔と、実際に案内される間隔はそれぞれ何日ですか?
- 無料で予約を動かせる期限は何日前の何時までですか? 過ぎた場合は1回消化ですか、キャンセル料ですか?
- 途中でやめる場合、解約手数料はいくらですか? 残回数はどう計算されますか?
3つめと4つめは、2契約分をそれぞれ聞いてメモを並べて比べるのがポイントです。締切が早い側・手数料が高い側が、掛け持ちの弱点になります。
まとめ
- 掛け持ちは総期間を短縮しない——間隔は毛周期に合わせた設計で、詰めても効率は上がらない(個人差があります)
- 公式の施術間隔は約4倍の差——ディオーネ最短2週間、レジーナ最低2ヶ月以上
- まず検討すべきは「直列」——終わってから次を始めれば衝突しない
- 並行するなら部位を分け、間隔の長い側を先にカレンダーへ置く
- キャンセル締切と解約手数料も2契約分——締切はリゼ3時間前〜レジーナ2営業日前20時まで幅がある
掛け持ちの可否はカウンセリングで確認できます。しかし順番と間隔の設計は、契約前に自分で組んでおかないと後から動かせません。
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※本記事の情報は2026年8月20日に当サイトが各社公式サイトを照合して確認した公開情報に基づいています。施術間隔・キャンセル規定・解約条件は予告なく改定される場合があり、また同一ブランドでも店舗・院によって運用が異なることがあります。契約前に必ず公式サイトおよびカウンセリングで最新の内容をご確認ください。 ※本記事で「要確認」と記載した施設については、当サイトが公開情報を確認できていないことを示すものであり、規定の有無や内容を示すものではありません。 ※本記事は公開されている契約条件を整理したものであり、施術の適否・順序・間隔についての医学的判断を示すものではありません。実際の施術計画は必ず各施設の医師・スタッフにご相談ください。 ※医療脱毛は自由診療(保険適用外)です。主なリスク・副作用:施術後の赤み・腫れ、やけど、色素沈着、硬毛化等が生じる場合があります。 ※サロン脱毛(エステ脱毛)は医療行為ではなく、期待できるのは減毛・抑毛です。 ※料金はすべて税込表記です。 ※効果・必要回数・痛みの感じ方には個人差があります。